(昨日につづきます・・・)
芸舞妓さんの「千社札」
芸舞妓さんは、名刺代わりに「千社札」を使うらしい。
舞妓さんの千社札は、「お金が舞い込(舞妓)む」、
もと舞妓だった芸妓さんの千社札は、「もっと(元)
お金が舞い込む」と、語呂合わせで縁起が良いらしい。
うーん、欲しいなぁ・・・。
「都をどり」

京都左京区 佐藤慈子様撮影
先日、テレビでチラッと見た「都をどり」。
「よ~いやさ~♪」の掛け声ではじまり、舞妓さんがどど~っと
花道から登場なさり、唄に舞、華やかでため息がでるような、
艶やかさ、美しさでした。
都をどりは、毎年4月1日~30日にかけて、京都祇園の甲部歌舞練場
で開催される舞踊公演。戦争により6年休演したり、場所の変更は
あったものの、毎年開かれている公演です。
平成28年をもって、耐震工事のため一時休館のため、
今年(2017年)は、京都芸術劇場 春秋座で行われた
そうです。
1872(明治5)年に京都で初めて万国博覧会の折、その余興として
祇園万亭(現一力亭)の杉浦治郎右衛門と、京舞井上流家元三世
井上八千代(片山春子)が企画したのが初めらしいです。
博覧会に際して、多数の外国人来訪を予想し、裏千家11代家元が、
日本初めての立礼(りゅうれい)様式の点前を創案、
芸舞妓は円椅子にかけてお点前披露したそうです。
それで、今も茶券付観覧券があるのかな?
「都をどり」チケット
茶券付特等観覧券は¥4600、壱等観覧券は¥3500。
ここ数年は大変な人気で、平日でも空席がないらしいです。
大手旅行代理店で購入するか、チケットだけ購入しておいて
観覧希望は、1週間前に窓口で日付と公演時間を決めて
引き換える方法があるそうです。
1週間前の午前10時からの引き換えは、花街関係者でもお茶屋さん
でも特例なし、朝早くから窓口に並んで待つそうです。
う~ん・・・なかなかチケットゲットは難しいようです。
終わりに・・・
「都をどり」もさることながら、
三味線や、舞踊など、日本の伝統芸能を
みっちり身につけていらっしゃる芸舞妓さんの芸を、
一度じっくりお座敷で堪能したいものだなぁ~と思います。
しかしながら、「一見さんお断り」のところも
変わらず厳然とあるようなので、そこは、
観光リーズナブルプランをさがしてみるのもいいのかな?
なんて思います。
いずれにせよ、そう気軽に頻繁にとはいかない料金では
ありますが・・・。(^^;