草ぼうぼうのちょっと恥ずかしい家庭菜園ですが、
どっちがピーマンで、どっちがパプリカかわかりますか?
いずれも5月の連休時に、植えたものですが、ここにきて
どっちがどっちかわからなくなってしまいました(T_T)
名札をつけておけばよかったのですが・・・。
う~ん、ほぼわかりませんねぇ。
右がちょっと大きく、肉厚な感じで、パプリカなのかなぁ・・・?
ピーマンは、南アメリカ熱帯地方原産ナス科トウガラシ属
の一種で、パプリカ、トウガラシ、シシトウも含まれます。
確かに皆さん、お仲間って感じの見かけをしています。
しかし、それぞれをはっきりと分ける明確な定義はないそうです。
「トウガラシの仲間には、香辛料に用いる辛味種(からみしゅ)と、
辛味のほとんどない甘味種(あまみしゅ)があり、野菜として用いる
甘味のある緑果をピーマンという」
(家庭の園芸 野菜づくり 小学館より引用)
ピーマンに甘味がある?と首を傾げたくなりますが、
そりゃ、トウガラシに比べるとそういうことになりますか・・・。
日本では、辛いものをトウガラシ、辛くないものを甘トウガラシと
呼び、アメリカでは、辛いものをホットペッパー、辛くないものを
スウィートペッパーというそうです。
ピーマン、パプリカともに、甘トウガラシです。
時々、目から火が出るようなめっちゃ辛いシシトウがありますが、
それも甘トウガラシです。
色で見分ける?
一般的に、果肉が緑で、ちょっと苦みがあるとピーマン、
赤・黄・オレンジで甘味があるとパプリカです。
が、未成熟で収穫するピーマンも、熟していくうちに
黄→オレンジ→赤となり、甘くなります。
「赤くなってしまったピーマンは、もう食べれないんだー。
オソロシイ~!」と、思っていた時期がありました(^^;
スーパーでは、「カラーピーマン」というカラフルなピーマン
も売られていたりするし、緑色のパプリカもあるので、
色だけで判断はできません。
厚さと形の違い?
結果、「厚さ」と「形」、この2つくらいしか違いがないそうです。
一般的に、ピーマンは、薄くて細長、パプリカは、全体的に
厚くて大きいですが、実際はピーマンより小さいパプリカもあれば、
パプリカより大きいピーマンもあるようです。
「ジャンボピーマン」という、ピーマンとパプリカの中間のような
野菜もあるそうです。
・・・となると、冒頭写真にある未熟状態だと、
どっちがどっちだか、こりゃもうわからないですねぇ。
ピーマンは、1ヶ月で収穫でき、パプリカは、約7週間~2ヶ月くらい
で完熟収穫だから、2ヶ月くらいたって、パプリカの方は、
よりパプリカらしくなるのでしょうか?
・・・ということで、今の時点では、半ば賭け的にピーマンと思しき
左の実を、収穫することにします。